海神様の祟り
とある満月の夜、自分の所属するチームの釣行会があり、参加しました。
今回の狙いは烏賊。
ブログ休止宣言中だったので、カメラ持たずの釣行だったという事もあり画像はありませんが。。
・・・待ち合わせのポイントに到着すると、既にS氏とY氏がエギをシャクッている最中。
自分は、少し離れた手前の場所から探りながら二人のいるS級ポイントへ近寄る作戦に。
で、ワンドの入口付近の どシャローからエギを放って着水と同時に軽く4~5回ダートさせ
そのままテンションを保ちながら着底。と、同時にエギを引っ張られる。
ビシっと合わせ寄って来たのは、200g程のおチビちゃん。。
水面から揚げる事無くリリース。
続く2投目は、シャクリ→フォール→着底→シャクリ→フォール→グイ~~ンて感じで持って行った
100g程の更におチビな奴。
小さいのが群れてる感じがしたので、小さい者虐めはイカンですよと
二人のいるS級ポイントへ移動し、状況を伺うと S氏が㌔クラスを1パイとの事
まだ、釣り始めて時間も経ってないし、そんなもんかと思いながら
二人に並んでキャストを始める事、数分後。
フォール中の自分のエギに激しいアタリがキタ!
場所的に岩場の岬で激しく潮が通るので流れに乗りまぁまぁな引きをみせたが
ドラグきつめの自分のリールは「チリッ」としかいわなかったので
㌔は超えてないなと思いながら揚がって来たのは案の定700g程のサイズ。
隣のY氏とイマイチサイズが出ないな~などと言いつつ
地デジTVの話なんぞしてる時、事件は起きた!
シャクッていたY氏の動きが一瞬止まり、直後ドラグが「ジジジィ~~・・!」
と、鳴きっぱなしになったので「やっとイイサイズが来たか」
と思いながら 自分のエギを高速回収しY氏の方を向いた途端
頭上から凄い衝撃で水の塊が落ちてきた
何事かと正面を向くと、目の前にデッカイ水の壁が。
で、またまた
頭上から凄い衝撃で水の塊が落ちてきたRepeat
都合6発。結局、バカ波に襲われたんですが 大きな岩の上だったので逃げようと飛べば
波に持って行かれ海に引きずり込まれるのは目に見えていたので動く事が出来ず
波が収まるのをじっと我慢するのみ。。
磯ヒラ狙いの際、至極普通にある事なんですが
これが月夜とはいえ辺りがハッキリ見えない夜間だと、メチャ恐いです・・・orz
その間、隣のY氏も同じ目に。。しかも、グッドサイズの烏賊を掛けたままという。
波が収まった後、もうバレてしまったのでは?と顔を拭いながら見ると
足元の岩場に向かってロッドがひん曲がっているではないか。
Y氏にどうしたのか?と聞くと、バカ波が押し寄せた際に波の勢いで一気に烏賊も飛んできたらしい。
で、ヘッドライトでY氏の足元を照らしてみると大きな烏賊がさかさまになって岩に張り付いていた。
無事に烏賊をランディング(?)するY氏を見ながら これはラッキーなのか災難なのか・・・
複雑な気持ちで烏賊の重量を計ってあげると1,7kg。充分納得のサイズ。
だが自分は、コヤツ(Y氏)がこの烏賊(海神様の使い)を掛けた瞬間の出来事だったので
きっと海神様の逆鱗に触れたに違いないと思っています。
ウェーダーの中まで水の洗礼に遇いました。ポケットの中の携帯電話壊れたら弁償して下さい。。
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